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怒らない心

真夏日なのに、なぜ立秋なの?
地球温暖化のせい?
でも昔だってきっと暑かったんです。

あんまり暑い日が続いてイヤになったころ、
朝晩の風の中に、
ほんの小さな秋の気配を見つけるようなそんな思いを「秋立つ」と言って、
そう思えばうるさい蝉時雨にも命の哀れを感じたり、
少し身体が休まるような気がしたのではないでしょうか。

今日は私の好きな石川啄木の詩を掲載させていただきます。

拳(こぶし)  石川啄木

おのれより富める友にあはれまれて、
或はおのれより強い友に嘲られて、
くわっと怒って拳を振上げた時、
怒らない心が、
罪人のやうにおとなしく、
その怒った心の片隅に
目をパチパチして蹲って(うずくまって)いるのを見付けた.........
たよりなさ。

ああ、そのたよりなさ。
やり場にこまる拳をもて、
お前は
誰を打つか。
友をか、おのれをか、
それとも又罪のない傍らの柱をか。
  (明治42年12月20日『東京毎日新聞』所載)

今日も良い日でありますように。
生きる生きるの手塚あずさでした。

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